(2)JIS K6788 水道用架橋ポリエチレン管継手

@適用: この規格は、JIS K6787に規定する水道用架橋ポリエチレン管の
接合に用いる管継手について規定する。
   
A種類: 表2.19による。

表2.19 種類及び記号
種類 継手の接合方式 種類の記号 適用管の種類
M種 メカニカル式 XM M種
E種 電気融着式 XE E種

B性能: 表2.20による。

表2.20 性能
性能項目 性  能 継手の種類 試験温度 試験方法の概要
気密性(1) 漏れ、その他の欠点があってはならない。 M種、E種 常温
(20℃±15℃)
空気0.6MPa
{6.1kgf/cm2}
5秒間以上保持。
水密性 漏れ、その他の欠点があってはならない。 常温
(20℃±15℃)
水圧0.02MPa
{0.2kgf/cm2}
2分間保持。
耐圧性 漏れ、その他の欠点があってはならない。 常温
(20℃±15℃)
水圧2.5MPa
{25.5kgf/cm2}
2分間保持。
負圧性 空気(又は水)の吸い込み、その他の異常があってはならない。 常温
(20℃±15℃)
内部を-54KPa
{-405mmHg}まで減圧、
2分間保持。
熱間内圧クリープ性 漏れ、その他の欠点があってはならない。 JIS K6787による JIS K6787による。
引抜性 抜け出し、その他の欠点があってはならない。 23℃±2℃ 表2.21に示す軸荷重を
1時間保持。
圧縮はく離性 融着接合部のはく離長さ率が15%以下 E種 23℃±2℃ 試験速度
毎分100±10mm。
浸出性(2) 濁度 0.5度以下 架橋ポリエチレン成形部分に適用 常温
(20℃±15℃)
JIS K6788附属書1
による。
色度 1度以下
全有機炭素(TOC) 5mg/L以下
残留塩素の減量(3) 0.7mg/L以下
臭気 異常があってはならない。
異常があってはならない。
JIS K6788附属書1 JIS K6788附属書2による。 架橋ポリエチレン以外の部分に適用
ゲル分率 65%以上 E種 JIS K6787による。
注(1) 気密性は、鋳造によって製造したものに適用する。ただし、連続鋳造によって製造したものは除く。
(2) 浸出性の試験温度は95℃とする。また、臭気及び味以外は、空試験値から差し引いて求める。
(3) 残留塩素の減量は、接水部が架橋ポリエチレン以外の樹脂及びゴムの材料部分にも適用する。

表2.21 引抜試験の軸荷重    単位:N {kgf}
呼び径 10 13 20 25 30 40 50
軸荷重 480
{49}
860
{88}
2,000
{204}
3,300
{336}
5,100
{520}
6,600
{673}
10,000
{1,020}

C構造及び形状:

■■
a) 管をナット及びリングで締め付けて
水密性を確保する継手
b) 管をバンド及びリングで締め付けて
Oリングで水密性を確保する継手
c) 管をスリープ及びリングで締め付け
て水密性を確保する継手
d) 管をスリープで締め付けて
水密性を確保する継手
e) 管を保持リングで固定し、Oリングで
水密性を確保する継手
 
図2.3 M種の継手接合部の構造及び形状の例

図2.4 E種の継手接合部の構造及び形状の例