5-5 さや管の敷設

(1)敷設場所

 さや管は図5-1のように床下や天井裏、あるいはコンクリート内や配管ピット内に敷設します。

図5-1 さや管の敷設位置


(2)最小曲げ半径および曲げ箇所数

 さや管施工時の曲げ半径と曲げ箇所は架橋ポリエチレン管の通管性を考慮し、表5-1の値を参考として下さい。

表5-1 さや管の最小曲げ半径および曲げ箇所数
管呼び径 さや管サイズ 最小曲げ半径(mm) 曲げ箇所数
水平部 立上り部 水平部 立上り部 合計
10 22 300 150 4以下 2以下 6以下
13 22・25 400 150 4以下 2以下 6以下
16 28・30 500 250 3以下 2以下 5以下
20 36 600 350 3以下 2以下 5以下

表5-2 さや管の最小曲げ半径および曲げ箇所数(消音テープ使用の場合)
管呼び径 さや管サイズ 最小曲げ半径(mm) 曲げ箇所数
水平部 立上り部 水平部 立上り部 合計
10 22 450 150 4以下 2以下 6以下
13 22・25 450 150 3以下 2以下 5以下
16 28・30 600 250 3以下 2以下 5以下
20 36 900 350 3以下 2以下 5以下
1. 配管長さは15m以下を目安として下さい
2. 通管の際、管呼び径10および13は押し込みのみとし16および20は押し込みに引張りを併用して下さい。
3. 曲げ角度は90度以上にして下さい。
4. さや管サイズ36の場合は不陸や横揺れが生じないよう注意して配管を固定して下さい。

(3)敷設間隔

 さや管を並列で敷設する場合はさや管の間隔を30mm以上として下さい。

図5-2 さや管敷設時の間隔


(4)さや管の固定

・床転がし配管

 さや管はスラブ及び配管ピットなどの床面に横揺れや浮き上がりが生じないように支持固定して下さい。支持間隔は図5-3に従って下さい。

図5-3 さや管支持間隔

支持位置 支持間隔
直線部 1000mm以内
曲がり部 300mm以内

・埋設配管

 配管はできるだけ短距離にし、蛇行配管にならないよう下鉄筋へ結束して下さい。曲がりはできるだけ大きくなるように固定して下さい。
 また、コンクリート打設時にさや管の横揺れや浮き上がりなどを防ぐ為、鉄筋への結束間隔は下図に従って下さい。

図5-4 さや管の鉄筋への支持間隔

さや管の鉄筋への支持間隔
結束位置 支持間隔
直線部 500mm以内
曲がり部 300mm以内

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