4.配管設計

配管設計に当たっては、下記の手順で行います。

1.ヘッダー位置の決定
取出し口数
2.配管経路の設定
防火区画貫通
┌──






│NO
└──
──────→↓
3.管内流量設定
同時使用時BL参考流量
4.管径選定
水圧・流速
5.給水圧力と全摩擦損失との比較
          ↓YES
6.さや管の決定
ウォーターハンマー音・通管性
完了


4-1 ヘッダー位置の決定

 ヘッダーの設置場所は図4-1のように、元ヘッダーの場合は給湯器近くのパイプシャフトやオープンスペースに設置して下さい。先ヘッダーの場合は床、壁、洗面台下等の保守、点検が容易に行える場所に設置してください。
 なお、隠蔽部に設置した場合は、点検や管の更新などを考慮し、表4-1を目安にした点検口を設けてください。

図4-1 ヘッダー設置場所例

表4-1 点検口の目安
ヘッダー取り出し口数
5口 500mm以上 400mm以上
7口 600mm以上
9口 700mm以上


4-2 配管経路設定

(1)配管経路
  ヘッダーから各水栓への配管経路は図4-2のように最短距離をとることを原則として下さい。
  また、さや管配管図を必ず作成し、図面通り施工して下さい。

図4-2 配管経路例

(2)他管種との優先順位
  床などの水平配管部においては、排水管など他用途の配管と交差することはできるだけ避け、やむを得ず交差する場合は、「5-5(6)さや管敷設上の注意事項」に従って施工して下さい。

(3)防火区画貫通部の処理
  配管が防火区壁・床を貫通する場合は、PS060 WL-9037等による方法で施工して下さい。詳細は「5-6防火区画貫通処理方法」を参照してください。


4-3 管内流量設定

流量の設定は表4-2のBL標準流量を参考としています。

表4-2 BL標準流量
     使用方法→
↓部位
給水栓吐水流量(/min) 温度(℃)
単独使用 同時使用
台所流し 6 4 40
洗面器 6 4 42
シャワー上がり湯 8〜12 8 42
浴槽 8〜12 6 45
洗濯機 8 6 35
注1: 同時使用の値は、同時使用数の最低値を示します。
注2: 同時使用とは、シャワー、浴槽、洗濯機を除く他の水栓との2箇所同時使用で冬季42℃給湯(12/min)を標準としています。