架橋ポリエチレンの特長
架橋ポリエチレンとは、熱可塑性プラスチックとしての鎖状構造ポリエチレンの分子どうしのところどころを結合させて、立体の網目構造にした超高分子量のポリエチレンをいいます。
従って、架橋反応が終了した時点でポリエチレンは、あたかも熱硬化性樹脂のような立体網目構造となり、耐熱性、クリープ性能とも向上します。

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架橋により向上する性能は次の通りです。

原料ポリエチレンの有する長所
・軽い
・柔軟性がある
・耐食性に優れる
・耐衝撃性に優れる
・低温特性に優れる
・電気特性に優れる
(電気腐食を受けない)
架橋によりさらに向上する性能
・耐ESCが向上する
・クリープ性能が向上する
・耐薬品性が向上する
・耐熱老化性を向上する

 

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